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肩こりの原因は乳酸ではない!?本当の原因と対策を科学的に説明

 

今回は「肩こりの原因が乳酸ではないという科学的説明と、肩こりにおける根本的な対策」について紹介します。

 

最近はペーパレス化が進み、業務においてもパソコン作業がどうしても増えてきていますよね。

 

ただでさえ疲れる満員電車で通勤し、無事到着したと思ったら職場では長時間パソコンと向き合い、画面とキーボードに集中…。

 

このような日々が毎日続いていると、徐々に肩が凝ってきて、疲労感が抜けずに溜まっていきますよね。

 

私もサラリーマンの時、毎朝超満員電車に揺られながら通勤し、業務内容がデータ分析だったため基本的にずっとパソコン作業をしていました。肩こりって、一度疲労感が溜まるとなかなか解消されませんよね…。

 

そこで今回は、この肩こりの根本的な原因、そして肩こりに必要な本当の対策方法について科学的に分かりやすく説明していきたいと思います。

 

今回の記事はこんな方にオススメ

万年肩こりで悩まされてるけど原因が分からない

冷え性も肩こりも両方持っていて困っている

この頃肩こりがひどくて疲労感がすごい

 

 

1. 肩こりの原因となる行動

 

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ではまず最初に、一般的に肩こりの原因になると言われるような行動について列挙してみましょう。

 

■姿勢が悪い(歩行時・着席時)

■下を向く時間が長い(スマホ・PC・読書等)

■重いリュックやバッグを肩にかけている

■タイトな服をよく着る

■足を組んでいる

■枕の高さがあっていない

■体が冷えやすい

■お酒をよく飲む

■塩分の摂り過ぎ

■糖分の摂り過ぎ

■脂肪分の摂り過ぎ

■タンパク質の摂り過ぎ

■ストレスが多い

■糖質制限ダイエット中

※ケトジェニックダイエットも含む

 

以上が一般的に言われる肩こりの原因となるような行動の例です。実は、これらの例における根本的な原因は大きく2つに分類することができます。1つ目が「活性酸素種の解消不足」、2つ目が「血流の低下」です。

 

この2つの原因をもとに、上記の肩こりの原因となる行動例を再分類すると、以下のようになります。

 

≪①活性酸素種の解消不足≫

■お酒をよく飲む

■糖分の摂り過ぎ

■タンパク質の摂り過ぎ

■ストレスが多い

■脂肪分の摂り過ぎ

■糖質制限ダイエット中

 

≪②血流の低下≫

■姿勢が悪い(歩行時・着席時)

■下を向く時間が長い(スマホ・PC・読書等)

■重いリュックやバッグを肩にかけている

■タイトな服をよく着る

■足を組んでいる

■枕の高さがあっていない

■体が冷えやすい

■塩分の摂り過ぎ

 

 普段の肩こりの原因の例は、このように分類できるのですね。では、なぜこのように2つに分類することができるのでしょうか。そして、「活性酸素種の解消不足」と「血流の低下」が根本的な原因とは、一体どういうことなのでしょうか。

 

2. 肩こりの根本原因

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先ほど、肩こりの根本的な原因には「活性酸素種の解消不足」と「血流の低下」があると書きました。

 

ここでは、これら2つの根本的な原因における科学的な原理を分かりやすく説明したいと思います。

 

①活性酸素種の解消不足

肩こりによる痛みは活性酸素種が原因です。正確には、活性酸素種により酸化反応を受けて生じた疲労因子(FF)というものが原因です。

 

以前までは、肩こりや筋肉痛の原因は「乳酸」であると言われていました。しかし、最新の研究で、肩こりや筋肉痛の原因は「乳酸ではない」ことが分かっています

https://www.yakult.co.jp/healthist/233/img/pdf/p02_07.pdf

 

肩こりや筋肉痛の原因が乳酸であると言われてきたのには理由があります。以下をご覧ください。

 

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これは、糖分からエネルギーを作る「解糖系」と呼ばれる代謝です。

 

通常私たちは、摂取した炭水化物を体内でブドウ糖(グルコース)に変換し、このブドウ糖がアセチルCoAという物質まで代謝されていきます。そしてこのアセチルCoAはTCAサイクルという代謝へ送られ、そこでもさらに代謝反応を受けて、エネルギーへと変換されます。

 

つまり、私たちが摂取した炭水化物は、「解糖系」という代謝と「TCAサイクル」という代謝を経由してエネルギーに変えられているのですね。

 

しかし実は、この「解糖系⇒TCAサイクル」の代謝の流れを経由するためには、ある条件が必要なのです。それは「酸素を利用すること」です。

 

TCAサイクルは好気的代謝と呼ばれる代謝であり、酸素が存在していないと回すことができない代謝となっています。

 

一方、解糖系は酸素があってもなくても、どちらでも回せる代謝です。図を見ていただくと分かると思うのですが、解糖系には「糖をTCAサイクルへ送る」以外にもエネルギーを獲得する方法があります。

 

それが「ピルビン酸から乳酸を作る」反応を経由する方法です。人間は炭水化物から乳酸を作ることでもエネルギーを得ることができるのです。ただし、この反応を起こすためにはある条件があります。

 

それが「酸素を利用しないこと」です。TCAサイクルの条件とは真逆ですね。このように、酸素を利用しない代謝のことを「嫌気的代謝」と呼び、一般的には「発酵」と呼ばれています。

 

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ではここで、乳酸が溜まると言われていたシチュエーションを思い出してみてください。おそらく「全力で走る」や「筋トレをする」などの「無酸素運動時」だったと思います。

 

無酸素運動ということは、酸素を消費しない運動ということなので、TCAサイクルではなく、乳酸発酵が起こります。そして、乳酸が生じます。

 

ではなぜ無酸素運動時には乳酸発酵が起こるのでしょうか。

 

実は、解糖系からTCAサイクルを経ると、さらにその後に「電子伝達系」というシステムも通らなければいけません。これがかなり時間がかかるのですね~。

 

たしかに「解糖系⇒TCAサイクル⇒電子伝達系」を経ると、一度にかなり多くのエネルギーを得られます。しかしこれは時間がかかってしまいます

 

一方で無酸素運動時って、すぐにでもエネルギーが必要ですよね。一瞬で多くのエネルギーを消費しますから。つまりTCAサイクルまで回していると、無酸素運動のためのエネルギーの産出が間に合わないのです。

 

そのため、一度にあまりエネルギーを得ることはできないけど、早くエネルギーを産出できる乳酸発酵を行なうのです。これが、無酸素運動時に乳酸が作られる原理です。無酸素運動時は糖分を無駄にしているのですね~(笑)。まあこれが痩せる理由ですが…。

 

さて、ここで考えてみてください。今あなたが肩こりで苦しんでいるとします。その原因がもし乳酸であるとすると、その乳酸はどこから生じたものなのでしょう。業務中に無酸素運動をしていますか?

 

もしかしたら空気イスをしながら息を止めてありえない速度でタイピングをしているかもしれませんが、そのような過酷な状況でパソコンを打っている人は稀です。

 

つまり、日ごろの日常生活でも肩こりが激しいということは、肩こりの原因は乳酸ではないということなのです。

 

さらに、体内で発生した乳酸は肝臓で糖に変換されて貯蓄されるため、体内に溜まり続けることはありません。

 

以上が、乳酸が肩こりや筋肉痛の原因ではない理由です。 

 

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かなり横道にそれましたが、では本当の肩こりの原因物質である「活性酸素種」の話に戻ります。

 

先ほど記載した「好気的代謝(酸素を利用する代謝)」は、細胞の中に存在するミトコンドリアというパーツの中で起こります。そして、このミトコンドリアは電子を利用して酸素を扱っている場所です。

 

電子と酸素が存在する場所では、「活性酸素種」という有害物質が発生しやすいです。つまり、好気的代謝を多く行っている組織は活性酸素種生成の源なのです。

 

そして、その組織というのが「筋肉」「肝臓」「脳」「腎臓」です。つまりこれらの組織では、日々活性酸素種が生産されているのです。

 

この生成された活性酸素種が体に悪影響を及ぼし始める条件は以下です。

 

➤ 好気的代謝を酷使する

 

これは、お酒の飲みすぎや暴飲暴食等が該当します。人間の肝臓にはあらゆる代謝が存在し、アルコール分解、毒素であるアンモニアの解毒、糖の消費と貯蓄etc、本当に様々です。

 

そのため、上記のような行動をとると、それだけ肝臓の代謝を回すことになります。代謝が回れば当然、利用される酸素の量も増えるので、それだけ活性酸素種が発生しやすくなります。

 

普段は、活性酸素種を抑制する「抗酸化物質」というものが誘導されてくるので、活性酸素種が生じてもそこまで問題はないのですが、肝臓を酷使しすぎていると、その抗酸化物質による免疫システムが低下します。

 

そして、活性酸素種による酸化を受けてしまいます。その結果、肩こりの原因である「疲労因子(FF)」が大量に生じます。

 

これが肩こりの始まりです。つまり、活性酸素種の解消が間に合わなくなった結果が、肩こりと疲労の原因なのです。

 

②血流の低下

こちらに関してはおそらく想像通りだと思います。血流が低下していることにより、先ほど紹介した「疲労因子(FF)」が肩の局部に溜まってしまい、それが神経を刺激することで痛みの原因になります。

 

常に同じ姿勢を取っていると筋肉が凝り固まってしまい、血管が収縮してしまうため、血流が悪くなってしまいます。

 

また、下を向いていたり、重たいリュックを持っている時なども、筋肉の物理的な圧迫により血流が低下してしまいます。 

 

3. 肩こりと冷え性の関係

 

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実は、肩こりと冷え性は相関性が高いです。冷え性の原因は血流の悪さが原因です。そしてその血流の悪さには、さらに2つ原因があります。

 

■1つ目...造血量が少ない

■2つ目...血管が狭い

 

どちらが欠けていたとしても、冷え性の原因になります。

 

冷え性の方は血流が悪い方が多いため、その血流の悪さが原因で肩こりも発症する可能性が非常に高いです。

 

また、体が冷えやすいということは、体温の低下も大きいということです。体温が低下をすると、代謝に用いられる酵素の働きも低下します。その結果、代謝自体も不安定になり、これがまた活性酸素種の解消不足にもつながってくるのです。

 

つまり、冷え性は肩こりと非常に相関性が高いのです。

 

冷え性に関する記事は以下に詳しく載せていますので、以下の記事をご覧ください。

www.moneykinskywalker.jp

 

4. 肩こりのオススメの対策方法

 

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肩こりを根本的に解消するためには、先ほど記載した「①活性酸素種の解消」と「②血流の促進」の二つをクリアしなければなりません。どちらかが欠けると、もう片方の原因も連鎖的に誘導されてしまうからです。

 

実は「活性酸素種の解消に必要な対策」と「血流を促進させるための対策」は、過去の記事で詳しく紹介しています。それぞれに特化した記事を過去に書いているため、以下の過去記事をご覧ください

 

専門的な視点からの対処法と、その原理も同時に載せているので、かなり役に立つと思います。

 

≪活性酸素種の解消に必要な対策≫

こちらの記事は活性酸素種と日焼けやシミの関係について記載した記事なのですが、活性酸素種の性質とその除去法について詳しく書いているので、こちらをご覧ください。

 

www.moneykinskywalker.jp

 

≪血流を促進させるための対策≫

こちらに関しては、先ほど掲載した記事になります。これ以上に詳しく書いている記事はなかなかないので、血流促進に関しては以下をご覧ください。 

 

www.moneykinskywalker.jp

 

また、鉄分不足やヘムの量が気になるという方は、以下の記事をご覧ください。ヘムの合成には「5-アミノレブリン酸」が必要という、専門家しか知り得ないであろう情報も載せています。

 

www.moneykinskywalker.jp

 

5. まとめ

 

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以上をまとめると、肩こりの原因にしろ冷え性の原因にしろ、根本的に解消するためには「日頃の生活を見直す必要がある」ということです。

 

これは肩こりや冷え性に限らず、体に関するすべてのことに共通です。一見かけ離れて見える美容やダイエットも、、これらが根本原因であり、これを見直すことさえできれば解決できます。

 

高いマッサージなどに比べると、日ごろの食生活などを少し変えてあげるだけなので、よっぽど節約できると思います。また、同時に健康も手に入れることができるので、是非意識してみてください。