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多汗症の方必見!気温と精神的緊張と汗の関係とは?汗を抑える方法を紹介

 

 

今回は「多汗症の方に向けた、汗を抑える対処法」の紹介をします。

 

汗って、普通に運動時や猛暑日に出る分にはそれほど不快感はないのですが、食べ物を食べている時や人前に立った時、そしてよく理由もわからない時に出てくる汗って結構不快ですよね。

 

そして汗をかいていると周りから少し嫌がられてしまい、それを気にして精神的に追い込まれ、さらに汗が出てきてしまうという無限ループ…

 

私も実は多汗症でして、周りの反応を意識するたびにさらに汗が出てきてしまうという無限ループにはまったことがあります。また、辛いものを食べて大量に汗をかき、その汗の量に引かれたこともあります。

 

今回は、汗が原因でショックを受ける人が少しでも減るように、汗をかく原理と、その汗をできるだけ抑える対処法を紹介したいと思います。

 

今回の記事はこんな方にオススメ

・多汗症のせいで周りから引かれる

・汗が洋服に滲みて恥ずかしい

・汗をかく量を減らしたい

 

 

 

 

1. 人間はどうして汗をかくの?

 

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そもそもなぜ人間は汗をかくのでしょうか。

 

汗は一般的には「体温が上がり過ぎるのを避ける」ためにかくと言われています。るろうに剣心の志々雄真実(ししおまこと)は発汗機能を失ってしまったために体温が上がり過ぎて、その体温の高さが原因で発火する、というチート的な技を使っていましたね。

 

つまり、汗をかく機能が失われてしまうと、志々雄真実ほどまでにはなりませんが、体温が上がり過ぎてしまい、そのうち脳が働かなくなって死んでしまいます。これを避けるために汗は必要なのです。

 

しかし、この重要そうに見える汗なのですが、実は意外なことに、汗をかく動物は馬と人間くらいです。馬と人間は脳が暑さに弱いらしく、体温の上昇とともに汗をかいて体温を下げないと、脳の機能が停止してしまいます。

 

しかし、馬と人間にも長所があります。汗をかくことができるということは、長時間走れたり運動出来たりするということです。他の動物は発汗システムが発達していないため、長時間走っていると体温が上昇しすぎて脳が停止してしまいます。そのため、長時間走り続けることができません。

 

一方、人間と馬は発汗システムが発達しているため、長時間走ったり運動したりすることができます。人間が2時間マラソンをすることができるのは、この発汗システムのおかげなのです。これがもし犬とかだと、15分~20分程度しか走ることができません。

 

このように、汗は体温の上昇を抑えることで人間の命だけでなく、活動範囲にも貢献しているのです。

 

2. 汗の種類

 

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皆さんもおそらく日常的に生活をしていて感じることがあると思いますが、汗には臭くない汗と、臭い汗の2種類があります。1つ目は「エクリン腺」、2つ目は「アポクリン腺」から出る汗です。それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

 

≪エクリン腺の汗≫

エクリン腺は人間の皮膚に存在する、毛穴とは無関係の独立した汗腺です。そのため、エクリン腺からは無色無臭の汗しか出ません。つまり、エクリン腺の汗は、体温調節を目的とした発汗なのです。

 

エクリン腺から汗が出る条件は、運動時や気温が高い時、辛い物を食べた時など、「体温の上昇」がトリガーとなっています。運動時にかく汗は、あまり臭くないですよね。

 

【エクリン腺の分布】

・ほぼ全身の皮膚表面

 

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≪アポクリン腺の汗≫

アポクリン腺は皮膚表面に存在する、毛穴とつながった汗腺です。毛穴には皮脂腺という、皮脂を分泌する腺が存在しています。また、毛穴はタンパク質である体毛を作る場所なので、分子状タンパク質も存在しています。 

 

そのため、アポクリン腺から出てくる汗には、臭いの元である皮脂やタンパク質が含まれています。これらは臭いの原因として嫌われていますが、実はフェロモン(異性を引き寄せるための物質)としての働きがあります。そして、アポクリン腺から汗が出る条件は、「精神的緊張」です。

 

つまり、精神的緊張によりアポクリン腺が開き、フェロモンとしての汗が分泌される理由は、「生命の危機による生殖本能の活性化」なのです。皆さんも命の危機に直面すると精神的緊張を感じますよね。その際に、自分が死ぬ前に何とか子孫を残そう、という本能が働き、生殖意欲が促されます。その結果、フェロモンであるアポクリン腺からの汗が分泌されるのです。

 

【アポクリン腺の分布】

・脇の下

・乳首

・下腹部

 

※訂正

下の図は「エクリン腺」ではなく「アポクリン腺」です。

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3. 汗が臭くなる原因

 

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汗を出すための汗腺のほとんどは、無味無臭の汗を出すというエクリン腺で占められています。そのため、本来は人間の体は汗で臭くはならないはずなのです。しかし、実際に現代人の汗は臭い傾向にありますよね。これはなぜなのでしょうか。

 

汗の成分は、99%が水分であると言われています。残りの1%には「カリウム・マグネシウム・鉄分」などのミネラル成分、さらには「乳酸・尿素・不要になったタンパク質」などの老廃物が含まれています。本来なら、これらの成分は汗の量に対して1%しか含まれていないはずなのですが、以下の場合は1%以上含まれる可能性があります。

 

◾️摂取水分量が少ない

◾️摂取ミネラル量が多い

◾️代謝機能が低下している

 

汗の中に1%以上ミネラル分や老廃物が含まれていると、汗が臭くなってしまいます。実はこれは、ミネラル分や老廃物自体が臭いのではなく、皮膚状の悪玉細菌がこれらの物質を分解して、臭い成分を分泌することが原因です。そのため、脇の下など、悪玉菌が増殖しやすい環境が臭くなってしまうのです。

 

よく、水を毎日適量飲んで運動をしているアスリートの汗は臭くないと言いますよね。その理由は、水分補給もしっかりできており、かつ運動により代謝機能を維持している結果、汗にミネラル分や老廃物を1%以上含んでないからです。つまり、上記の3つの条件さえ満たしていれば、本来汗は臭くなるはずがないのです。

 

汗の匂いが気になっている方は、おそらく上記の3つのうちのどれかが欠けていることが原因です。もしどれかが欠けていると思う方がいたら、かけている項目を改善してみてください。汗の臭いはある程度抑えられると思います。

 

4. 汗の量を抑えるには

 

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汗の量を抑える方法は2通りあります。1つ目は「体を冷やして体温を下げる」方法、2つ目は「体のある部位を圧迫して汗を止める方法」です。

 

≪1つ目≫

汗はそもそも「体温を下げるため」に分泌されます。そのため、汗が出る前に体温が下がってしまえば、体は汗をかく必要はなくなります。つまり、故意に体温を下げてあげればいいのです。

 

【対策方法】

首筋や脇の下など、リンパ腺が通っている個所を冷やしてあげる 

 

≪2つ目≫

体は圧迫されると汗を抑えようとする働きをします。これにはちゃんと理由があります。皮膚は「圧迫されている=体が壁や床に接している」と勝手に判断をします。そして、壁や床に体が接していると、汗を出したところで汗は蒸発せず、体温を下げることができないので、汗を出したところで無駄である、と判断をします。

 

その結果、汗腺は閉じて、汗の分泌による水分の放出を避けようとします。これが、圧迫による汗の分泌の抑制原理です。つまり、汗を止めたい箇所を圧迫してあげれば、その箇所は汗が出なくなるのです。

 

【対策方法】

■左脇下を圧迫すると、顔を含む左上半身の発汗が止まる

■右脇下を圧迫すると、顔を含む右上半身の発汗が止まる

 

■左わき腹を圧迫すると、首から下と膝から上の左半身領域の発汗が止まる

■右わき腹を圧迫すると、首から下と膝から上の右半身領域の発汗が止まる

 

■左下腹部を圧迫すると、左下腹部以下の領域の発汗が止まる

■右下腹部を圧迫すると、右下腹部以下の領域の発汗が止まる

 

以上のような方法で汗をある程度抑制することができます。しかし、汗を完全に止めることは、さすがにできません。汗はかいたとしても、臭くなければそれほど嫌がられません。そのため、上記で紹介した「冷却法」や「圧迫法」を実施した上で、汗の臭い成分対策をすれば、発汗により過剰に嫌がられることはないはずです。

 

汗を完全に止めることを意識するのではなく、汗の量をある程度まで抑え、そのうえで汗の臭い対策をしてみてください。そうすれば汗が原因でショックを受けることはなくなると思います。