マネー金スカイウォーカー

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勉強が苦手な子供や生徒の成績を大幅に伸ばす方法!元有名予備校講師の教育術

 

今回は、「子供や生徒の成績を大幅に伸ばすための教育術」について紹介したいと思います。

 

自分自身ならまだしも、人に何かを教えること、人を教育することは非常に難しいですよね。問題集の問題などとは違い、一つ間違えればその相手との関係性すらも失いかねません

 

この記事では、生徒あるいは子供との距離感や関係性の作り方、どのように勉強教育をすれば、生徒や子供の成績を上げることができるかについて紹介したいと思います。これは部活やサークルの後輩、会社の部下の教育等でも同じことが言えるので、是非参考にしてみてください。

 

今回の記事はこんな方にオススメ

・勉強嫌いの子供や生徒にどうやって勉強を教えよう...

・どうやって苦手意識を払しょくさせればいいんだろう

・子供や生徒の成績を大幅に伸ばす方法を知りたい

 

 

1. 私の略歴と生徒の成長実績

 

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まず最初に、私がどのような人間なのか、そして生徒の成績がどのように上昇し、どのような結果を得たのかについて簡単に紹介したいと思います。

 

~私の略歴~

■高校二年の冬まで全科目偏差値39

(Z会模試で全国最下位を叩き出したこともあり)

■短期間の独学で偏差値を30上げる

■理工系最難関”東京工業大学(東工大)”に合格

■大学時は某有名予備校で浪人生に集団授業

■それと同時に個別指導塾で成績が悪い子に個別授業

 

私自身も学年一の落ちこぼれだったこともあり、勉強が嫌いな子や勉強が苦手な子の気持ちはものすごくわかります。自分が苦労したポイントや、心構えなどを踏まえた上で生徒に授業をしていたところ、受け持った生徒は皆、短期間で成績が大幅にアップしました。

 

~生徒の成長実績~

例1)

数学の偏差値が32だった女の子が、5か月でセンター数学を9割とれるように。

その子は後に慶応大学に合格しました。

 

例2)

勉強どころかイスに座ることが苦手だった中学生の男の子が、定期テストで高得点連発者にまで成長。

 

2. ≪環境編≫子供や生徒の成績を上げるための教育術

 

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では、子供や生徒の成績を大幅に上昇させるには、どうすればいいのでしょうか。無理やり勉強させる?ご褒美を設ける?詰め込み学習させる?いえ、どれも違います。

 

たしかに、時と場合によってはこれらの方法が有効なこともあるでしょうが、長期的にその子の将来を考えてあげるのであれば、これらの方法はあまり良い方法とは言えません。では早速紹介していきます。

講師や親の役割とは

子供や生徒に勉強を教える際、おそらく皆さんはまず教科書や参考書を開きますよね。そして、「じゃあまずこの問題を少し自分で考えてみて、わからなかったら言ってね。」と伝えると思います。

 

たしかに目的は子供や生徒に勉強を教えることなので、間違いではありません。しかし、まだその段階ではありません。子供や生徒の成績の上昇は、講師や親との人間関係性の良さに比例します。

 

そもそも、”はいじゃあやってみて”と言って勝手に解いてくれ、わからない点を自分から質問してくる子供や生徒は勉強で遅れをとることはありません。自分で勝手に進んで学習できるからです。勉強ができない子供は、頭が悪いのではなく、できないなりのちゃんとした理由があります

 

それを理解してあげ、そのできない理由を解消してあげることが講師や親の仕事です。そして、勉強が苦手な子というのは、そもそも勉強を進んでする環境に慣れていない子がほとんどです。つまり、この場合、子供や生徒が勉強を進んで行なおうと思える環境を作ってあげることが、講師や親の最初の仕事です。

 

子供や生徒が進んで勉強をしだす環境とは

では、子供が勉強を進んで行なう環境とは何でしょうか。ここが教育の肝です。子供や生徒に勉強をさせ始める方法としては、3つあると考えています。以下をご覧ください。

 

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それぞれに利点と欠点が存在します。そして、このどちらが正しいのかは、時と場合によって異なってきますし、教育者側の価値観によってもどちらを起用したいか、変わってきます。皆自分が経験してきたやり方が正しいはずと信じて教え子に教えたがりますからね。

 

ただし、これは「その時の成績を上げることにフォーカスした場合」のみです。1、2の場合は、即効性があり、効果もあるのですが、その子の将来と、後の成績の伸び率を考慮するとオススメできません。そもそも、その子の将来までを見据えて考えてあげられない方は教育者失格です。

 

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成長曲線も、上記のように途中で逆転します。教育に関してだけでなく、物事は「長期的な成長が見込めるかどうか」を切り口として判断することが非常に大切です。そのため、今回のケースであれば、子供や生徒との関係構築を最優先にしてください。

 

最初は勉強を教えず雑談すべし

関係性を構築してくださいと言われても、実際ここが一番難しいですよね。多くの方は、おそらくこのポイントで悩んでいると思います。これは私の場合の例なのですが、私は勉強が苦手な子を受け持ったとき、最初の1ケ月は、講義90分のうちの60分は雑談をしていました。

 

これだけ聞くと、「おい!高いお金貰っているんだからしっかり働けよ!」と思うかもしれませんが、実はこの”勉強開始前の生徒や子供との雑談”がかなり重要なのです。

 

例えば、あなたが初めて参加する会議に出席したとします。聞いたこともない話をされた後に、何か質問ある?と聞かれたとします。その時、あなたならどう答えますか?私なら、「いえ、特にないです...」と答えてしまいます。

 

いや別にわからないところくらい聞けるだろ、と思う方もいると思いますが、日本人の遺伝子的性格上、なかなか聞けないようになっているのです。回答者が何も聞いてくれず、何も意見をくれなかったら、質問者としては分かっているのか分かっていないのかすら把握できません。

 

これは子供や生徒に勉強を教える際も同様で、あまり話が弾まない相手、意見を躊躇してしまう相手、親しくない相手には、自分の意見や考えを発しにくいです。そして、この問題を解消できるものが「雑談」です。

 

この時、ただ永遠と雑談だけしているだけだと、本当にただの雑談回で終わってしまいます。そのため、私は以下のような方法を利用しました。

 

①まずはお互いに勉強できる準備をするため、椅子に座る

②本日勉強する教科書や参考書の単元を開く

③「じゃあ始めよっか!」と一言

④ここで、勉強を始めずに敢えて雑談を開始

⑤本日の勉強時間の2/3ほどを雑談に充てる

⑥「おっと話し過ぎた!あと少ししかないからそろそろ始めよっか!」と一言

⑦実際に勉強開始

 

ここで重要なのは②、③、④、⑥です。何も準備せずにただ雑談だけすると、子供や生徒は「これから勉強が始まる」という脳になりません。そのため、本当にただの雑談になってしまいます。しかし最初に、勉強する参考書を開いて、勉強開始の合図をすることで、子供や生徒は「あ、これから勉強が始まる」と意識します。

 

そして、この段階では、子供や生徒は「あぁ、嫌だな」と気持ちが沈んでいます。しかし、ここで予想外の雑談がスタートすると、子供や生徒はラッキーと思います。そして、雑談が長引けば長引くほど勉強時間を削れるので、子供や生徒は何とかして会話を続けようとしてくれます

 

その結果、こちらの質問(例えば好きなゲームの話や部活の話や学校の話等)にも答えてくれるようになります。これがこちらの狙いです。相手は勉強時間を削ることを目的としているのに対して、こちらは相手との関係を構築することが目的なので、見事にWin-Winな形になります。

 

そして雑談が終了した後、時間は残り僅か。子供や生徒は「あと少しで終わるラッキー」と思います。勉強が苦手な子は、長時間勉強をすることが苦手な子が多いですが、短時間なら集中できるという子が非常に多いです。

 

じゃあ初めから勉強時間を短くすればいいんじゃないの?と思うかもしれません。しかし、それでは意味がありません。この方法の強みは「本来90分あったはずの勉強時間を60分削ることができた」というところに子供や生徒が魅力を感じる点です。そのため、初めから勉強時間を削ると、またそこから2/3を雑談に割り当てる必要が出てきます。

 

これを一ケ月近く続けてみてください。そんなに続けるのはなんか不安、という方は2週間でいいので続けてみてください。かなり子供や生徒と打ち解けることができ、相手も意見を言ってくれるようになります。

 

3. ≪勉強編≫子供や生徒の成績を上げるための教育術

 

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先ほどは、子供や生徒との関係性を構築する方法を紹介しました。関係性の構築は大切ですが、ひたすら関係だけ構築していても意味がありません。ここでは実際の勉強の教え方について紹介します。

 

ここで大切なことがあるのですが、それは「最初の1ケ月目の教え方」と「2ケ月目以降の教え方」は異なる、ということです。最初の1ケ月目は、そもそも関係がまだ完全に構築できていません。そのため、関係構築後の教育法とは分けて考えるべきです。

 

最初の1ケ月目

①問題を解かせる

②子供や生徒の手が止まった段階ですぐに解説

③この時「大丈夫、ここは皆最初はつまるところだから」や「俺より優秀だわw俺昔ここ分からなさ過ぎて教科書破ってしまったったw」など、安心させる言葉を入れる

④解説する際は、質問形式で解説する

⑤この時、子供や生徒がこたえられるレベルの質問まで落とし込んで質問すること

 

おそらく最初の1ケ月は、何を解かせても知識がなさ過ぎて解けません。そのため、考えるだけ時間がもったいないので、手が止まった瞬間に解説に入りましょうこの時重要なのが「安心させる言葉を入れること」です。問題を解けなかった時、子供や生徒は教える側の目が気になっています。

 

子供や生徒は「こんなのも解けないのかって思われてそう...」「これ解けないと怒られるんじゃ...」などと考えてしまうため、今はまだできなくても仕方がないこと、できないことが恥ずかしくないことを示してあげましょう

 

また、解説をする際に、ひたすらこちら側が解説をしていたところで、子供や生徒がちゃんと理解しているのかどうかを把握できません。そのため、質問形式で解説をしてください。

 

例)

ここはy=2x+3だからxに2を入れるとyはいくらになると思う?等

 

もし答えられないのであれば、答えられるレベルまでかみ砕いて質問をしてください。この場合だと、めんどくさいかもしれませんが目盛り付きのグラフを書いて、直線のx=2のところのyの値を視覚的に把握させるなど。

 

大切なのは、答えられないことを諦めて解説するのではなく、こちら側がかみ砕いて、子供や生徒が答えられるレベルまで落とし込んであげることです。ここで妥協をしないでください。答えられないのは子供や生徒が悪いわけではありません。あなたの例え方やかみ砕き方が悪いのです。なので、答えられるまでとことんかみ砕いて説明と質問を繰り返してください

 

そして、答えられた際には、どんなに簡単な質問であろうと、褒めてあげてください。最初の方は、子供や生徒は「はぁ...まあこんな簡単なレベルまで下げてもらったら流石に...」のような反応をしますが、繰り返し継続しているうちに、自信を持ち始めるようになります。これが非常に重要なのです。

 

2ケ月目以降

①問題を解かせる

②手が止まっていたら、今の自分の解答の考えと、分からない箇所を詳細に聞く

③子供や生徒の解答の考え方を尊重したうえで、正しい解答を説明する

④解説する際は質問形式で

⑤解説が終わった後に、子供や生徒と教育者側の役を交換して、その問題を解説させる

 

2ケ月目以降になってくると、ある程度関係が構築されています。そのため、子供や生徒側もある程度意見を言うようになってきます(冗談も言える仲だとより最高です)。そのため、問題の解法の自分なりの考えや、どこでつまずいているかを詳細に聞いてください

 

そして、ここが重要なのですが、どんなに間違っていたとしても、相手の考えを尊重したうえで訂正してください。「なかなか面白い発想だね」「たしかにそういう考え方もありかもしれないな、よく思いついたね。でも今回のケースだと少しだけ違うかも!」など。

 

④に関しては1ケ月目と同様です。そして、2ケ月目以降は⑤が非常に重要になってきます。質問形式で解説をすると、部分部分では質問できますが、問題の全体の流れは質問できません。部分部分で理解できていたとしても、問題全体の流れを把握できていないのであればあまり意味がありません。

 

そのため、解説が終わった後は、私たち教育者側が生徒役になり、子供や生徒が教師役になって解説をしてもらいます。これにより、生徒が全体把握をできているかどうかもチェックできますし、もし最初から最後までしっかり説明できたのであれば、かなり子供や生徒にとっての自信になります

 

上記を継続して行なっているうちに、生徒との関係性も、さらには理解力もかなり向上してきます。そうなればもうこっちのもの、たまにいじってみたり、ギャグを言ってみたり、何でもありです。ここまで来れば信頼関係も成績も伸びていきます。

 

あと、ここまで信頼関係ができてくると、たまに子供や生徒に甘えが生じます。そして、同じ問題を何度も解説しなければならないケースなどが生じてきます。この時、3回目までは嫌な顔一つせず、「またかいwwしょうがないなぁww」などと笑いながら解説してあげてください。

 

4回目以降も同じ問題を忘れているようであれば、一度真剣な顔で「このままじゃまずいよ」と渇を入れてください。関係性が十分構築された後は、このギャップが非常に重要になります。

 

4. まとめ

 

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【成績を大幅に上げるための環境の作り方】

■成績を大幅に上げさせるためには「関係構築」が最適

■1ケ月間は勉強時間の最初の2/3を雑談に使うこと

≪最初の1ケ月間の勉強スケジュール≫

①まずはお互いに勉強できる準備をするため、椅子に座る

②本日勉強する教科書や参考書の単元を開く。

③「じゃあ始めよっか!」と一言

④ここで、勉強を始めずに敢えて雑談を開始

⑤本日の勉強時間の2/3ほどを雑談に充てる

⑥「おっと話し過ぎた!あと少ししかないからそろそろ始めよっか!」と一言

⑦実際に勉強開始

 

 【成績を大幅に上げるための勉強の教え方】

≪1ケ月目≫

①問題を解かせる

②子供や生徒の手が止まった段階ですぐに解説

③この時「大丈夫、ここは皆最初はつまるところだから」や「俺より優秀だわw俺昔ここ分からなさ過ぎて教科書破ってしまったったw」など、安心させる言葉を入れる

④解説する際は、質問形式で解説する

⑤この時、子供や生徒がこたえられるレベルの質問まで落とし込んで質問すること

 

≪2ケ月目以降≫

①問題を解かせる

②手が止まっていたら、今の自分の解答の考えと、分からない箇所を詳細に聞く

③子供や生徒の解答の考え方を尊重したうえで、正しい解答を説明する

④解説する際は質問形式で

⑤解説が終わった後に、子供や生徒と教育者側の役を交換して、その問題を解説させる

 

 

また、こちらはプロの方が書いた書籍となっています。レビューからもわかる通り、たくさんの人に支持されている書籍となっています。著者は灘学習院院長であり、塾長をされている方です。

 

この書籍に私が共感した点は、「長期的に子供や生徒を育てること」を視野に入れた教育方針をとっている点です。子供や生徒に「真の思考力」をつけさせるためには、どのような教育をしていくべきか、を視野に入れており、まさしく今後の先行き不安定な日本で生き抜く人材を育てるためには必要な視点と言えます。

 

 
受験や教育関連の書籍は、目先の短期的な結果にフォーカスした書籍も多いですが、こちらの書籍は、私が最も大切にしている「長期的目線での切り口」をテーマにしている書籍となっていますので、私も自信をもって紹介することができます。
 
私の記事だけで参考になるのであればこれほど嬉しいことはないのですが、もし物足りなさを感じるようであれば、是非一度購読してみてください。
 
ちなみに、私が偏差値39の状態から偏差値を30上げて東工大に合格した話と、その時の勉強の仕方を以下の記事にまとめているので、興味があれば是非ご覧ください。