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話題の美肌菌の美容効果とは?効率的に増やすための方法と原理を専門家が紹介

 

 

皆さんこんにちは。

 

本日は、今テレビで話題の「美肌菌」について紹介したいと思います。

 

この話題の美肌菌なのですが、テレビでは以下のように紹介されていました。

 

 

”美肌菌は、保湿能力の高いグリセリンを多く産出することで、肌を保湿してくれる存在です。そのため、美肌菌が多ければ多いほど保湿機能が高まって、美肌になります。”

 

”お肌がきれいで有名な美容家のIKKOさんは、この美肌菌の数が普通の人の100倍近く存在していたそうです。これからの美容は、いかにこの美肌菌を増やすことができるかが重要ですね。”

 

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ここで疑問に思う方がいると思います。

■美肌菌が多すぎると、過剰なグリセリンの量で逆に毛穴が詰まったりしないの?

■美肌菌を増やすといっても、どうやって増やせばいいの?

 

そこで今回は、美肌菌の効能・増え過ぎた場合の影響、さらには効率的な増やし方について紹介したいと思います。

 

今回の記事はこんな方にオススメ

・最近話題の美肌菌って何?

・美肌菌の効果って本当なの?

・美肌菌の増やし方が知りたい!

 

 

 

 

1. 美肌菌とは?

 

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上図は美肌菌の走査型電子顕微鏡写真です。美肌菌は表皮ブドウ球菌と呼ばれており、学名はStaphylococcus epidermidisです。これと似たものに黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)というものがおり、こちらは病原菌として有名です。

 

人間の肌には、たくさんの種類の細菌が細菌叢(フローラ)を形成し、共生しています。その中には善玉菌もいれば、悪玉菌もいれば、中立な立場の日和見菌というものもいます。

 

顔の表皮に存在する細菌の中で最も有名なものは3種類あり、それぞれ「美肌菌」「黄色ブドウ球菌」「アクネ菌」です。では、これらの細菌は普段どのように働いているのでしょうか。

 

美肌菌の働き

≪良い働き≫

皮脂のようなニキビの原因になる物質を分解して、脂肪酸(酸性)とグリセリン(=グリセロール)を生産

※皮脂:脂質のことであり、脂質はグリセリンと脂肪酸が結合したもの 

 

善玉菌は酸性に強いので酸性条件下でも増殖できるが、悪玉菌は酸性に弱いため、脂肪酸の存在により増殖が抑制される

 

■グリセリンは糖とアルコールが結合した糖アルコールと呼ばれる物質であり、この糖アルコールは保湿性が高いため、グリセリンの存在により肌の保湿機能アップ

 

≪悪い働き≫

■美肌菌は体内に入り込むと、バイオフィルムという有毒物質を生成する性質あり

 

■肌に傷がついた際に美肌菌が傷口に入り込むと、傷口内で増殖してバイオフィルムを形成し、皮膚病の原因になることもある

 

上記が美肌菌の働きです。しかしこの程度のことはどのサイトにも書いているレベルなので、もう少しだけ掘り下げて解説します。

 

美肌菌は皮脂と汗を分解して脂肪酸とグリセリンを生産すると書きましたが、これは具体的にはどのような反応なのでしょうか。

 

美肌菌は、脂質分解酵素である”リパーゼ”を持っています。

このリパーゼの働きは以下です。

◆脂質を分解して脂肪酸とグリセリンを生産する

◆脂肪酸とグリセリンから脂質を合成する

 

上記の通り、リパーゼには脂質分解機能と脂質合成機能、両方があるんですね。つまり、皮脂を分解して脂肪酸とグリセリンを生産する反応は、酵素リパーゼの働きなのです。

 

これで皮脂の分解反応は分かりました。では、汗の分解反応はどうでしょう。冒頭で、「美肌菌は皮脂と汗を分解して脂肪酸とグリセリンを生産する」と書きました。そして、これはどのサイトにも書かれています。

 

さらに、他のサイトでは、「皮脂の分解のためには汗が必須」と書かれていました。しかし、その原理について触れているサイトは一つもありませんでした。皆が「汗と脂質をエサとして分解」としか書いていません。では、汗はなぜ必要なのでしょうか。

 

以下は、脂肪酸とグリセリンから脂質が合成される反応、脂質が脂肪酸とグリセリンに分解される反応を示したものになります。右矢印がリパーゼによる合成反応、左矢印がリパーゼによる分解反応を表しています。

 

 

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この化学反応式から言えることは、酵素リパーゼによる脂質の分解には「水」が必須であるということです。つまり、汗が必須な理由は、脂質の分解反応に「水」が必要だからなのです。そのため、冒頭やほかのサイトでの「汗を分解」という表現は少々違和感があります。

 

黄色ブドウ球菌の働き

黄色ブドウ球菌は悪玉菌として有名です。また、悪玉菌は基本的にアルカリ性を好むので、アルカリ性条件下で増殖します。ちなみに、汗の成分はアルカリ性なので、汗をかいて蒸れたりすると、悪玉菌が一気に増殖します。

 

≪良い働き≫

 ■特になし

 

≪悪い働き≫

■エンテロドキシンなどの毒性物質を生産し、体に悪影響を及ぼす。

 

アクネ菌の働き

アクネ菌は実は普段は善玉菌として働いています。アクネ菌は嫌気呼吸細菌(酸素がないところで生きる細菌)と呼ばれる細菌であるため、酸素が苦手です。そのため、できるだけ酸素が届きづらい毛穴の中に生息しています。

 

≪良い働き≫

■美肌菌と同様に、汗を利用して脂質を分解し、脂肪酸とグリセリンを生産

■脂肪酸の酸により悪玉菌の増殖を抑制

■グリセリンで肌をコーティング 

 

≪悪い働き≫

アクネ菌は普段は善玉菌なのですが、ある条件が揃うと悪玉菌に変わります。そのある条件とは「毛穴のつまり」です。なぜ毛穴がつまるとダメなのでしょうか。先ほどアクネ菌は嫌気呼吸細菌であり、酸素が苦手と書きました。

 

通常の毛穴は、ある程度酸素がいきわたっています。そのため、アクネ菌は酸素の存在のせいであまり増殖できません。数も少ないです。しかし、皮脂の過剰分泌などにより毛穴がつまると、毛穴の中は完全に外気に触れなくなります。つまり、酸素がいきわたらなくなります。

 

その結果、嫌気呼吸細菌であるアクネ菌は一気に増殖します。毛穴は人間の体の中でもあるので、大量に増殖すると、いくら良い菌だとしても体が免疫機能として炎症を起こし、外に追い出そうとします。これがニキビです。

 

つまり、ニキビの根本的な原因は「皮脂の過剰分泌」なのです。

 

以上が、肌の細菌たちの特徴でした。

 

2. 肌のグリセリンが増えすぎると...

 

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上で紹介したように、美肌菌は肌にとってかなり良い働きをしてくれます。しかし、もし美肌菌が増殖して、その結果皮脂を大量に分解し、グリセリンをたくさん生産したとしたらどうでしょうか。

 

グリセリンは保湿力が高く、肌をコーティング保護してくれると紹介しました。しかし、逆を言えば、肌の内側の物質が閉じ込められているとも言えます。そのため、グリセリンが多すぎると、毛穴のつまりにも発展してくると考えられます

 

では、美肌菌は増やさない方がいいのでしょうか。

 

結論から言えば、美肌菌は増えても大丈夫です。その理由を以下で説明します。

 

美肌菌は肌の表面に存在しています。そのため、増えたとしても、アクネ菌の場合のように体が炎症を起こすこともありません(ケガなどをして中に入ったときは例外)。

 

また、皮脂が分解されすぎてグリセリンが増えすぎるということもありません。これには、酵素反応化学が関係しています。酵素リパーゼによる皮脂の分解反応では、皮脂から脂肪酸とグリセリンが生産されましたよね。

 

そして、脂肪酸は酸性です。実はこの「酸性」が関係しています。皮脂が分解され、ある程度脂肪酸が増えてくると、肌は酸性状態になります。酸性状態になると、酵素リパーゼは分解反応をこれ以上しなくなります

 

これは、すでに酸性状態がある程度進んでいるのに、これ以上酸性にする必要はない、何事もほどほどが一番!という生物の本質が関係しています。この、一定の範囲内の中で抑えようという働きを「恒常性(ホメオスタシス)の維持」と言います。

 

つまり、ある程度まで酸性が進むと、酵素リパーゼが分解反応をしなくなるため、これ以上グリセリンは作られることがないので、毛穴に影響がないのです。

 

3. 美肌菌を増やし効果を最大化するためには

 

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ここまでで紹介してきたように、美肌菌がリパーゼ効果を発揮するためには以下が必要です。

■肌水分

■皮脂

■美肌菌の増殖

 

皮脂に関しては、いやでも勝手に出てくるので割愛します。

 

肌水分についてなのですが、割と皆さん誤ったケアをしている方が多いです。よくヒアルロン酸配合の化粧水をつけている方がいますが、これはあまり意味がありません。

 

なぜなら、化粧水は揮発速度が早いため、ただ肌上に無駄なヒアルロン酸だけが残り、逆に肌荒れしてしまう可能性があるためです。しかも、肌に水分が補給されるどころか、浸透圧の関係で肌の水分が逆に持っていかれます。肌パックでも同様です。

 

ではどうすればいいのでしょうか。

 

1位 水を適度に飲むこと

これが、肌水分を保つのに最も効果的です。肌水分は、本来体の中から提供されるべきであり、外部から補給はしづらいです。そのため、水分補給をし、体の中から保湿しましょう。オススメの摂取方法は以下です。

■起床後...200ml

■朝食後...200ml

■朝食から2時間後...200ml

■昼ごはん前...200ml

■昼ごはん1時間後...200ml

■おやつ休憩...200ml

■夕方...200ml

■晩御飯前...200ml

■晩御飯2時間後...200ml

■寝る1時間前...200ml

 

2位 顔は水洗い

洗顔でごしごし洗う方がいますが、これでは美肌菌が全滅です。表皮細菌は水洗いのみでも流れてしまうくらい繊細です。また、古い角質や汚れ等はぬるま湯できれいに落ちるので、できれば洗顔はせずにぬるま湯で洗い流す程度にしてください

 

女性の場合は化粧があるので、朝はできる限りぬるま湯洗い、夜だけ洗顔(優しく)にしましょう。

 

3位 汗をかく

これは、肌に水分を与えるためです。汗は表皮の細かな穴から出てくるため、肌の水分の保持力は大きいです。ただ、注意しないといけないことがあります。汗には水分だけでなく、塩分、毒素であるアンモニア、尿素が含まれています。そのため、汗はアルカリ性です。

 

アルカリ性ということは、悪玉菌の大好物ということです。そのため汗は、かきかたによっては逆効果です。汗をかく際は、しっかりと水分補給をして、汗中の塩分・アンモニア・尿素濃度が高くならないように対策をしてから、汗をかくようにしましょう。

 

4位 ヨーグルトの上澄み液(ホエー)とオリゴ糖成分を含んだ化粧水

ヨーグルトには乳酸菌等の善玉菌が含まれており、乳酸菌には他の善玉菌を活性化して増殖させる効果があります。また、オリゴ糖は善玉菌(美肌菌)の栄養源であるため、この二つを含んだ化粧品であれば、美肌菌を増やすのに効果的です。

 

ただし、肌水分が持っていかれないように、こちらも正しい水分補給(水2L/1日)をしたうえで行いましょう。そうすれば、相乗効果により美肌菌の効果を最大化できます。

 

以上が美肌菌の効果と増やし方です。

 

オリゴ糖配合の化粧水が存在するのかどうか色々と調べてみたところ、以下の化粧品が見つかりました。自宅で用意できるヨーグルトのホエーと組み合わせることで、私の紹介した4位を実現できます。一応貼っておくので、興味がある方は以下からどうぞ。

 

【美肌菌 美容液】初回1,080円 驚きの保湿効果「オリゴロジック」