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がんはなぜできる?がんの発生原理とがん予防方法を徹底紹介

 

皆さんこんにちは。

 

この先歳をとっていく上で最も怖いのは「病気になること」です。その病気の中でも最も恐ろしいものが「がん」です。

 

高確率で死亡してしまう病気として知られているこの「がん」なのですが、そもそもなぜ人間はがんになってしまうのでしょうか。なぜ転移してしまうのでしょうか。なぜ体に影響が出てしまうのでしょうか。

 

今回は、人間の永遠のテーマである「がん」について詳細に説明していきたいと思います。

 

今回の記事はこんな方にオススメ

・がんになるのが怖いけど予防策が分からない

・がんに対する知識を今のうちに深めておきたい

・がんが体に及ぼす影響の原理を知りたい

 

 

1. がんとは

 

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そもそもがんとは何なのでしょうか。

 

人間の体内の正常な細胞は、一定のペースで分裂し、増殖しています。この時、体内の全細胞数が一定になるように制御されながら増殖をします。

 

つまり、多くなり過ぎず、少なくなり過ぎず、常に細胞が一定の数になるように分裂と増殖が制御されているのです。

 

通常の細胞の場合は上記のような制御を受けているのですが、この世の中には止まることなく増殖し続ける細胞が存在します。それが腫瘍細胞です。

 

腫瘍には「悪性腫瘍」と「良性腫瘍」がありますが、違いは何なのでしょうか。

 

悪性腫瘍と良性腫瘍の違い

腫瘍細胞は上記のように、体内の制御を受けることなくいつまでも増殖し続けようとする細胞です。では、悪性腫瘍と良性腫瘍はどう違うのでしょうか。

 

≪良性腫瘍≫

■自己増殖....分裂と増殖を繰り返し、いつまでも増え続ける(遅い

 

≪悪性腫瘍≫

■自己増殖....分裂と増殖を繰り返し、いつまでも増え続ける (早い

■転移....毛細血管と血流を利用して全身へ転移する

■飛散....細胞が破裂し、周りの正常な細胞に影響を与える

 

良性腫瘍、悪性腫瘍ともに自己増殖機能があります。ただ、良性腫瘍は増殖速度が遅いため、短期間で悪性腫瘍ほどは増殖しません。それ以外にも、悪性腫瘍は良性腫瘍が有していない特徴を複数持っています。 このような悪性腫瘍のことを「がんと呼びます。

 

がんが体に及ぼす影響

悪性腫瘍(がん)の特徴は上記で紹介しました。では、実際にがんは体にどのような影響を及ぼすのでしょうか。一つ一つ見ていきましょう。

 

①自己増殖

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上図を見てください。これは臓器中にがん細胞が発生した時を表しています。は糖(グルコース)です。

 

がん細胞は、通常の細胞よりも増殖が早いです。増殖が早ければ、それだけエサもたくさん摂取します。そして、細胞にとってのエサとは糖(グルコース)のことです。

 

つまり、がん細胞は正常細胞よりもエサの消費が圧倒的に早い特徴を持っています。そのため、臓器内に存在する栄養分である糖を、片っ端から摂取し、ありえない早さで増殖していきます。

 

がん細胞にエサを横取りされるため、正常な細胞は栄養不足となってしまい、弱っていきます。正常な細胞が弱ると、正常に代謝が行なわれなくなるので、体がどんどん弱っていきます。これががんによる体への影響です。

 

②転移

 

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先ほども記載した通り、がん細胞はエサである糖を摂取するスピードが異常に早いです。そのため、一か所にとどまって増殖を繰り返していると、そのうちその場所にエサである糖がなくなります。通常の細胞の場合はエサがなくなるとそのまま死滅していくのですが、がん細胞は違います。

 

一つの場所に糖がなくなると、増殖したがん細胞は自力で毛細血管を造設します。そして、主である太い血管まで自力で毛細血管を造設し、主血管に入り込みます。

 

主血管に入り込んだのち、血流中を移動しながら、次のエサ場を探します。次のエサ場が見つかると、主血管に穴をあけ、そこから次のエサ場である臓器まで毛細血管を造設し、移動します。

 

このようにして、がん細胞は一つの臓器から別の臓器まで転移していきます。エサを食い散らかすだけ食い散らかして勝手に増殖し、エサがなくなると次のエサ場を荒らしに行くという、なんとも非人道的な輩が”がん細胞”なのです。

 

③飛散 

 

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これは正常細胞とがん細胞の死滅時の挙動を比較した図です。正常細胞は、死滅する際に徐々に小さくなっていき、外部に細胞内の物質が漏れることなく静かに消滅していきます。これをアポトーシスと言います。

 

一方、がん細胞の場合は、死滅する際に一旦細胞が限界まで膨らみます。そして、細胞が張力に耐え切れなくなった段階で破裂します。

 

この時に、がん細胞内の悪性物質が周りに飛散します。この飛散物は正常細胞にとって有害なので、飛散物により正常細胞も損傷します。このように、破裂して細胞内物質を飛散し、周囲に迷惑をかける死滅の仕方をネクローシスと言います。

 

がんになる原理

なぜ人間はがんになるのでしょうか。ここではがんの原理について説明します。がんは、正常な細胞が異常化することで生じる病気です。こちらはおそらく皆さん一度は聞いたことがあると思います。

 

では、なぜ正常な細胞が突然異常化してしまうのでしょうか。

 

がんの発生の根本は「遺伝子の変異」です。人間のゲノムDNAはA、G、C、Tという4つの塩基(化学物質)の配列で構成されています。そしてこのゲノムDNAの中には遺伝子と呼ばれる塩基配列の領域が存在します。

 

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上図を見てください。色の線の組み合わせがゲノムDNA、色が遺伝子を表しています。

 

人間の体を構築しているタンパク質や酵素などは、この遺伝子をもとに作られています。例えば、遺伝子Aからはタンパク質Aが、遺伝子Bからはタンパク質Bが、遺伝子Cからはタンパク質Cがといったように。

 

そのため、遺伝子が変異して別のものになってしまうと、今までと同じタンパク質を作ることができなくなってしまいます。これががん化の最初の一歩です。

 

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実は、変異が入るとどの遺伝子でもがん遺伝子になるわけではありません。変異が入ったときにがん遺伝子になる遺伝子が存在します。この遺伝子のことを「がん原遺伝子」と呼びます(がんの元になる遺伝子)。このがん原遺伝子に変異が入ってはじめて、がん遺伝子へと変貌します。

 

では、がん原遺伝子に変異が入ってしまったら、がん化は止められないのでしょうか。

答えはNoです。

 

人間には、遺伝子に変異が入ったら、元通りに修復してくれる機能があります。この修復の役割を担う遺伝子を「がん抑制遺伝子」と呼びます。がん抑制遺伝子には以下のような役割があります。

 

■遺伝子の変異を修復して元通りにする

■がん細胞の細胞分裂・増殖を抑制する

■がん細胞にアポトーシス死を命令する

 

そのため、がん抑制遺伝子がしっかり機能していれば、がんになることはありません。たとえがん原遺伝子に変異が入り、がん遺伝子化したとしても、がん抑制遺伝子の働きにより正常に戻されるからです。

 

そのため、人間ががん化するには二つのステップが必要となります。

①がん原遺伝子に変異が入り、がん遺伝子化する

②がん抑制遺伝子が機能しなくなる 

 

人間の体はこのように高度に制御されているため、がんになる人の割合がここまで少なくて済んでいるのです。

 

 遺伝子について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

www.moneykinskywalker.jp

 

遺伝子と代謝と寿命の関係を知りたい方はこちらをどうぞ

www.moneykinskywalker.jp

 

2. がんになりやすくなる行動

 

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がん化はがん原遺伝子の変異が原因であると先ほど説明しました。では、遺伝子はなぜ変異してしまうのでしょうか。どのようなときに変異してしまうのでしょうか。

 

ゲノムDNAや遺伝子を構成しているA、G、C、Tの4つの塩基は化学物質なので、ある条件下で化学変化します。その条件が「高エネルギーを受ける」や「反応性が高い物質にさらされる」です。

 

高エネルギー反応性の高い物質の例としては「紫外線」「放射線」「喫煙」「活性酸素種」などがあります。これらにさらされると、遺伝子中の塩基は変化します。本来AだったものがCに変わったり、GだったものがTに変わったりなど。

 

つまり、がんになりやすくなる行動とは「高エネルギーにさらされる行動」や「反応性の高い物質を摂取するような行動」です。生活をする上でのこれらの例として、以下があります。

 

≪がんになりやすくなる行動≫

■喫煙

■過度な飲酒

■過度な太陽光(紫外線)

■ガンマ線や放射線等の高エネルギー光照射

■高齢

■無理なダイエットや過食

■睡眠習慣のバラつき

 

下3つに関しては、がん原遺伝子の変異ではなく、がん抑制遺伝子の機能低下につながりますので、結果的にがんになりやすくなります。がん抑制遺伝子は免疫システムの一環なので、代謝を悪くするような行動は避けましょう。

 

3. がんの予防方法

 

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がんは、何かをしたから絶対にならない、というようなものではありません。日々の生活の積み重ねががん予防につながります。そのため、以下のような日常生活を意識してみてください。

 

1. 喫煙者は禁煙すること

2. 食生活の見直し

3. 熱い食べ物や飲み物を避ける

4. ウォーキング(3km)

5. 糖質の摂り過ぎに気を付ける