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FX初心者にオススメ!独学で学べるテクニカル手法初級編

 

皆さんこんにちは。

 

前回は、初心者の方でもすぐに使えるテクニカル分析手法として「MACD、RSI」を紹介しました。

 

MACD・RSIの意味や原理、各々の使い方やオススメ設定等、わかりやすく詳細に説明しています。

 

前回記事が気になる方はこちら

www.moneykinskywalker.jp

 

今回は、MACD・RSIと共に見ることで、勝率を上げることができるようなテクニカル分析手法を紹介します。

 

 

1. エンベロープ

エンベロープとは

単純移動平均線(SMA)から一定幅で乖離した線のことをエンベロープと呼びます。通常このエンベロープは、移動平均線からどのくらい価格が離れたかを見るために用いられます。

では、移動平均線から価格が離れると何が起こるのでしょうか。なぜ移動平均線を基準に、相場の変動を見なければならないのでしょうか。

 

前回記事で「買われすぎた」時、「売られすぎた」時の後に相場がどう動くかについて話しましたが、その原理を思い出してみてください。

 

相場は基本的に、買われすぎた(ドル高/円安になり円の価格上昇)後は、皆が「そろそろ価格上昇が止まりそうだから売ろう...」と思うので、一気に売られます。その結果、ドル安/円高になるため、円の価格は急激に下落します。売られすぎた後の推移も同様です。これの繰り返しがFXなのです。

 

これをチャート図で示すと、以下のようになります。

 

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上図のように、「買われすぎた」としても、「売られすぎた」としても、価格は移動平均線に戻りたがる性質があります(弾性力)。この戻る性質の根本原理は、先ほど記述した「皆の心理」です。そのため、チャートはN字に推移していきます。

この「買われすぎ」「売られすぎ」のタイミングを計るものがエンベロープです。

考え方としてはRSIと同様ですね。

 

エンベロープに似ていると噂のボリンジャーバンドとの違いは?

エンベロープと非常に似ているテクニカル分析手法として、ボリンジャーバンドという手法があります。このボリンジャーバンドもエンベロープ同様に、単純移動平均線からの価格の乖離線を用いることで「買われすぎ」「売られすぎ」のタイミングを計る手法です。

 

しかし、エンベロープとボリンジャーバンドには大きく異なる点が1点だけ存在します。それは「価格の乖離幅に標準偏差を考慮するか否か」です。

 

標準偏差とは、簡単に言うと「各データの平均値からのズレの平均」です。おそらく言ってる意味が分からないという方もいるでしょうが、この標準偏差は理解していなくてもFXトレードにはほぼ影響しませんの安心してください。

 

◆ボリンジャーバンドでは「価格変動が大きいと乖離線の幅が大きくなり、価格変動が小さいと乖離線の幅が小さくなる」という特徴があります。

つまり、移動平均線と乖離線との間の幅の大きさが、価格の変動具合に依存するということです。

 

◆エンベロープでは、この標準偏差を考慮せず、一定の乖離幅をとるように設定するため、価格がいくら大きく変動しようと、小さく変動しようと、移動平均線と乖離線との幅の大きさは変わりません。

 

ボリンジャーバンドは、具体的な統計分析に基づいていた確率を算出しているので、より正確な売買タイミングを知ることができます。しかし、少し扱いづらいかもしれません。

 

一方、エンベロープは大まかな統計分析で算出した確率を用いているので、ボリンジャーバンドほどの精度はありません。しかし、ボリンジャーバンドよりも圧倒的に使いやすく、FXではエンベロープの方が売買タイミングの判断に用いられることが多いです。

 

エンベロープの使い方

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上図はエンベロープを用いたときのチャートになります。5本ある緑破線のうち、真ん中の一本が単純移動平均線となっています。その移動平均線の上下にそれぞれ2本ずつ緑破線がありますが、これがエンベロープです。

 

上下2本ずつのエンベロープの意味は以下です。

・1本目のエンベロープ線部分で、チャートが高確率で跳ね返る(移動平均線に回帰する)

・2本目のエンベロープ線部分では、さらに高確率でチャートが跳ね返る(移動平均線に回帰する)

 

ゴムなども伸ばせば伸ばすほど、次の瞬間に勢いよく縮みますよね。それと同様の考え方です。

 

売買のタイミングとしては、チャートのローソク足(平均足)のヒゲが1本目のエンベロープにかかった時です。もちろん、2本目にかかった時の方がより勢いよく移動平均線に向かって回帰します。では、実際のチャートを見ながら売買のタイミングを見てみましょう。

 

<売りタイミング>

1本目のエンベロープにヒゲがかかっている黄色〇の①・②が売りのタイミングです。

通常のサイトでは、「一度売りポジションで入ると、次の買い決済のタイミングは下の1本目のエンベロープにヒゲがかかった時」と書いているのですが、上の1本目のエンベロープから下の1本目のエンベロープまで綺麗に下がっていることなんて滅多にないです。

 

そのため、下の1本目のエンベロープにヒゲがかかるまで待ってたら急激に価格が上昇して、最初の売りポジの価格を上回って損失が出た。なんてこともざらです。

 

なので、確実に利確していくために、1本目のエンベロープ部で売りポジをとったら、移動平均線部まで下落したポイント(緑〇①'・②')で早めに利確しておきましょう。それが確実にコツコツと利益を上げていく方法です。

 

<買いタイミング>

基本的には「売りタイミング」の反対です。

 

<エンベロープのデメリット>

エンベロープは、相場に強いトレンドが生じている時には使用できません。

なぜなら、強いトレンド中はローソク足(平均足)がエンベロープに張り付いているからです。そのため、常にヒゲがエンベロープにかかりながら上昇あるいは下落し続けることになり、売買のタイミングが一切つかめません。

 

なので、強いトレンドが生じている時や、イベント(経済指標発表時・要人の発言等)時エンベロープでトレードしないようにしましょう。コツコツと利確していくのが、エンベロープの本来の使い方であり、目的です。

 

一瞬で大きく勝ちたい人は、チャネルライン・トレンドラインや経済指標にフォーカスしてトレードすると、一度に儲けやすいです(その分予想と反対に動けば損失もでかいですが)。

 

エンベロープの設定

まず移動平均線の設定なのですが、何分足の設定かによって異なってきます。

と言われても困りますよね...なので、以下をオススメします。

 

「5分足~1時間足」までの間のトレードであれば、移動平均線を「20~24」の間で設定してください。

 

エンベロープの幅に関しては、好みの問題なので、ご自身で設定してみてください。

自分に合ったちょうどよい設定を見つける方法は以下です。

 

1. 相場が反転しているローソク足(平均足)本体あるいはヒゲに、1本目のエンベロープがかかるように、数値を一個一個入れて試しながら設定

2. より精度を上げるために、少しずつ移動平均線と1本目のエンベロープの乖離幅を広げていき、反転する相場の精度を上げていく

 

2. トレンドライン・チャネルライン

トレンドラインとは

上昇トレンドの安値(下降トレンドの高値)をつないで作成するラインのことであり、トレンドがどこまで続くか、どの変動幅で上昇(下降)していくか等を把握するために用いるラインです。

 

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上図は、それぞれ下降トレンドのトレンドライン(緑線)と上昇トレンドのトレンドライン(白線)になります。

 

トレンドラインの引き方は以下です。

 

・上昇トレンド

1. チャートの谷部分のローソク足(平均足)の安値を丸で囲む(黄色〇)

2. 複数付けた〇を一直線に結ぶ

 

これだけです。これで上昇トレンドのトレンドライン(白色)は引けました。

 

・下降トレンド

1. チャートの山部分のローソク足(平均足)の高値を丸で囲む(オレンジ〇)

2. 複数付けた〇を一直線に結ぶ

 

これで下降トレンドのトレンドライン(緑色)は引けました。

 

※上昇トレンドのトレンドラインは必ず右肩上がり、下降トレンドのトレンドラインは必ず右肩下がりになるので、そうならなければ引き方が間違っていると思うように

 

チャネルラインとは

トレンドラインから平行に引いた線のことであり、チャートの変動幅を確定させる線のことです。基本的に、自分で作成したトレンドラインをベースに平行に引くだけです。

 

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上図は、先ほど作成した上昇トレンドのトレンドライン(白線)と下降トレンドのトレンドライン(緑線)にそれぞれチャネルラインを追加したものです。このように、トレンドラインにチャネルラインを追加することで、トレンドの値動きの幅や、チャートの動きをある程度推測することができます。

 

その理由は以下です。

1. 他の皆もこのトレンドラインを意識していたとする

2. 「このライン間の領域で相場は動くはずだから、チャートがこのトレンドラインに触れた瞬間、相場が跳ね返って、チャートがもう一方のライン方向に進んでいくはず!」と考える

3. 同じトレンドライン・チャネルラインを引いた人たちが、同じタイミングで売買する

4. その結果、N字を描くようにライン内の領域で相場が変動する

 

上記の理由により、トレンドライン・チャネルラインを使用すればある程度相場の推測ができるようになるのです。

 

・チャネルラインの引き方

基本的にはトレンドラインから平行移動させるだけなのですが、どこまで平行移動させるかが問題です。今回の上図の場合だと、下降トレンドのチャネルラインは、白〇を結んだ茶色線まで。上昇トレンドのチャネルラインは、水色〇を結んだ黄色線までとなります。

 

今回紹介したトレンドライン・チャネルラインは一番簡単で単純な引き方です。

まずはこの2本のラインを引く練習をしてみてください。

 

次回は、本格的なトレンドライン・チャネルラインの引き方、さらにはサポートライン・レジスタンスラインとの合わせ技について紹介したいと思います。

 

また、MT4という、FXをしているほとんどの方が用いているツールがあります。このMT4というツールは今回紹介したトレンドライン・チャネルラインや、サポート・レジスタンスライン等を引く際に非常に便利やツールとなっています。無料で使えるツールなので、是非使ってみてください。

 

ただ、欠点としては、MT4を使える口座と使えない口座があり、国内口座は使えないところが多い印象です。MT4は海外のツールなので、海外口座はどの口座であっても使えるのですが、国内口座は使えるところが限られています。

 

もし海外口座を考えている方がいたら、すぐに解説するのではなく、海外口座と国内口座を比較した時のメリットとデメリットをしっかりと把握したうえで開設するとよいでしょう。海外口座はもしかしたら自分には合っていないかもしれませんからね。以下の記事で違いをまとめていますので、是非読んでみてから判断してください。

www.moneykinskywalker.jp

 

実際のトレンドライン・チャネルラインの使用方法と、サポートライン・レジスタンスラインとの併用方法については、次の記事として以下に掲載しています。是非ご覧ください。

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